自宅に居ながら収入を得る副業である在宅ワークに注目が集まってきました。
今回は、ネット環境さえあれば誰でも簡単に始めることができる、副業の代表例である在宅ワークについて紹介します。
在宅ワークは誰でも出来る!
在宅ワーク、という言葉は一度は耳にしたことがあるかと思います。
在宅ワークとは、個人事業主として企業と雇用関係を結ばず、IT機器を活用して自宅で仕事をするという意味。
IT機器を活用、と聞けばハードルが高く思われがちですが、実はそうでもありません。
在宅ワークのなかには特別なスキル・資格を必要としない入門向けの仕事も最近では増えてきました。
必要なのはインターネット環境だけで、パソコン1台さえあれば在宅ワークは始めることができるのです。
今回は在宅ワークを始めてみたいけれど、何から始めればよいのか迷われている方に、入門向けの在宅ワークを3種類ピックアップしてみました。
誰でも簡単に始めることができるものを紹介していきますので、ぜひ最後までご覧下さい。
入門向けの在宅ワーク3選
この項目では、入門向けの在宅ワークを3つ選んでみました。
まずは気になる各在宅ワークの内容、心構え、収益性をまとめるとともに、在宅ワークを始める手順をまとめてみたした。
データ入力
在宅ワークの代表として挙げられるのがデータ入力ではないでしょうか。
パソコンがあれば誰にでもできるデータ入力ですが、実際にどの様な仕事なのか表にまとめてみました。
データ入力概要
代表的な内容 | Wordを使って文字入力Excelを使って数値、数式の入力
テープ起こしなどの音声データの文字起こし |
必要なスキル | Word、Excelの操作正確に、間違いなく入力すること |
所要時間(初心者として) | 1時間〜 |
オススメサービス | ランサーズクラウドワークス |
備考 | 案件の中には企業秘密のデータを扱う事もあり、守秘義務が発生するものもある |
データ入力の心構え
まず、ほとんどの作業はWord・Excelで行うので、両者の使い方に精通していることは必須です。
データ入力での作業は企業の売り上げなどを扱うことも多く、Excelで関数を使うことが主流。
そこで重要なのが、数値入力の正確性となってきます。
データの入力数が多い案件では、関数で自動計算が行われるとはいえ、一度間違った数値を入力してしまうと全てのデータに整合性が取れなくなってしまう為、注意が必要です。
また、データ入力以外にも言えることですが、納期を守ることも必須。
納期を守れないとクライアント側の業務にも支障をきたす為、責任を持って期日内に納品することが求められます。
さらに重要なのが、与えられた仕事の情報管理。
案件の中には、企業の売り上げなど守秘義務が発生するものも多く、情報漏えいなどは徹底する事が求められます。
データ入力の収益性
データ入力は一般的に時給制と成果報酬制の2点が主流となっていますが、在宅ワークで作業する場合は成果報酬制が採用されることが多くなっています。
成果報酬制とは、作業単価が契約時に決められており、入力したデータを納品した後、検収を受け作業者に報酬が支払われる制度。
その作業単価は案件ごとに異なりますが、作業案件1件の納品で◯◯円といった場合や、1文字◯◯円といった場合があります。
より収入をアップさせたい場合は1文字あたりの金額が設定されている案件を受注するようにしましょう。
その場合、タイピングの速度が収入につながるので、案件をこなせばこなすほど収入がアップします。
また、文字単価で受注するにあたり、作業の内容により金額設定は様々となっております。
数値をExcelに入力するといった、与えらえれたものを書式に入力するだけの簡単な案件は文字単価0,1円と低い設定が多い一方、インタビューや会議内容の音声データの文字起こし等は作業時間を要するため、文字単価は高めとなっている傾向です。
データ入力の始め方!
デーた入力を在宅ワークで始めるにあたり、まずはクラウドソーシングサービスへの登録をオススメします。
まず始めるあたりオススメのサービスは表にもある通り、大手のランサーズ、クラウドワークス。
どちらも大手ということもあり初心者向けの案件も豊富で、支払いもサービスを通すことで確実にされるため、まずはここで経験を積むのはいかがでしょうか。
クラウドソーシングサービスで経験を積んでいくなかで、納期を順守し、正確なデータを入力していけば、クライアントから単価アップの話だけではなく、直接契約の打診なども期待できるでしょう。
こんな方にオススメ
- コミュニケーションをあまり必要とせず、黙々と作業したい方
- タイピング速度に自信がある方
- Word・Excelといった基本的なパソコン操作のみ。まずは在宅ワークデビューしたい方向け
webライター
文章作成に自信がある方にオススメの在宅ワークといえばwebライターが挙げられます。
一般的に言うwebライターとは、クライアントから依頼を受け、ブログ記事や文書作成を行う在宅ワーク。
まず、webライターを始めるにあたりどの様な仕事なのか表にまとめてみました。
webライター概要
代表的な内容 | ネット記事作成・ブログ記事作成レビュー・クチコミサイトへの投稿
文章の編集・校正・リライト セールスコピー・キャッチフレーズの提案 メルマガ・DMの作成 |
必要なスキル | 正確な文章の作成情報収集能力・論理的思考
Excel、WoedPressなどの編集ソフトを扱う事もある |
所要時間(初心者として) | レビュー・クチコミサイト投稿:30分〜1時間ネット記事作成(1案件2,500文字として):3〜4時間 |
オススメサービス | ランサーズ(webライティング案件日本一)クラウドワークス |
備考 | パソコンで作業が主で、パソコンが必須著作権の発生する作業のため、コピーアンドペーストなど他社の権利を侵害する行為はNG
各案件に納期が設定されるので、納期は必ず守る必要がある |
webライターとしての心構え
webライターは前述した通り、クライアントの依頼を元に文章を作成する仕事。
そこで重要なのが、クライアントが定めるターゲット層を理解し、そのターゲットが求める情報を訴求する事です。
そして、ターゲット=読み手が求める情報を自身で精査し、いかに伝わる文章を書けるのかがポイント。
必要な情報を集め、精査し、自身の言葉で客観的に組み替え、伝わりやすい文章を作成する論理的思考が求められるのです。
webライターとして文章を作成する場合は、自己表現・感情移入は不要であり、いかに正確な情報を、いかに伝わりやすくまとめられるかが大きなポイントとなってきます。
webライターの収益性
webライターの収益性はどの程度のものか見ていきましょう。
特別な資格などは必要のないwebライターですが、始めたばかりは格安の案件しか受注できないことが多いです。
一般的に、クライアントとwebライターは文字単価◯◯円、といった契約を結びます。
契約文字単価をもとに、作成する文章の文字数でその案件で得られる収入が決まります。
下記が文字単価による収入の例です。
文字単価 | 文字数/1件 | 収入/1件 |
0,2円 | 2,500文字 | 500円 |
1,5円 | 2,500文字 | 3,750円 |
始めたばかりは、文字単価0,1円以下のスタートだったり、文字数に関わらず1案件◯◯円といった契約が多いかと思います。
しかし、何事もステップアップが重要で、まずは経験を積むことが重要です。
ランサーズやクラウドワークスでも初心者向けの案件も多く、作成した文書にフィードバックが貰えたりと、webライターとして必要なスキルを学びながら進めることができます。
そこで向上心を持って、良い記事を作成できる様になれば、クライアントから継続依頼だけでなく、単価アップの話も出てくることでしょう。
クライアントから「またこの人に書いて欲しい」そう思わせる文章を書くことが収入アップへの一番の近道です。
webライターの始め方!
オススメのwebライターデビューとして、まずはクラウドソーシングサービスに登録して活動するのが1番ではないでしょうか。
大手だと、ライティング案件日本一のランサーズ、CMでもお馴染みのクラウドワークスなどがオススメ。
まずはクラウドソーシングサービスに登録し、初心者でも応募可能な案件に挑戦して経験を積むことが大切です。
毎日たくさんの案件が募集されており、こまめにチェックして自身でも出来そうな内容の案件に応募してみましょう。
募集に対して、自己紹介と過去のライティング経験を送るのが一般的ですが、クライアントの中には過去の実績を見て、そのライティング内容を契約の判断材料とする事も多くなってきました。
始めたばかりは記載できるライティング実績も少ないですが、経験を積むことで実績として記載できる案件も多くなりますので、経験を積めば積むほど新しい案件を受注できるようになります。
こんな方にオススメ!
- 人にものを伝えることが好きな方
- 客観的に情報を捉え、論理的に再構築できる方
- 文章を書くのが好きな方
ココナラ
最近ではCMでも耳にすることが多くなってきたココナラ。
ココナラとは得意な分野のスキルを活かして、それをサービスとして提供する出品者と、困っている分野で格安でサービスを受けたい購入者によって成り立つスキルマーケットです。
今回は在宅ワークとして、スキルを販売する出品者について表にまとめてみました。
ココナラ概要
代表的な内容 | デザイン・イラスト・似顔絵webデザイン・サイト制作
動画・写真・画像編集 ライティング |
必要なスキル | 自分の得意分野 |
所要時間(初心者として) | 提供するサービスによる |
該当サービス | ココナラ |
備考 | 匿名利用可支払いは安心・安全のココナラ代行 |
ココナラを始めるにあたっての心構え
ココナラは現在、登録者35万人以上、成約取引件数10万件以上と最も勢いのあるサービスではないでしょうか。
なぜそこまで勢いがあるのかというと、手軽に始められ、匿名で利用出来る点が挙げられます。
手軽さでいうと、「プロに頼むほど予算はないけど、誰かに委託したい。」という購入者と、「プロとしてはまだ未熟だけど、得意な分野で稼いでみたい。」という出品者の需要供給がマッチしているから。
購入者は、価格が一般的な相場よりも安いことが多く、また、出品数が豊富なことから価格・サービスを比べて自身の理想の出品者からサービスを受けることができます。
出品者にとっては、何か得意分野があっても、それを試す場がない方にとっては絶好のチャレンジの場となっています。
上記の様に、需要と供給がマッチしているため人気が出始めました。
また、匿名で利用出来ることもサービスを始めやすくなっているのではないでしょうか。
しかし、気軽に始められるという点で簡単に考えすぎているとトラブルに繋がってしまうことも。
購入者は安く買えるサービスを求めていますが、安くてもクオリティを求めてしまう傾向にあります。
その為、事前の打ち合わせが重要になってきます。
購入者から希望された金額に対して、何を、どのレベルまで、いつまでにやるのか、といった打ち合わせを行うのが必須。
この打ち合わせを疎かにしてしまうと、自分では満足なサービスを提供できたと思っていても、購入者は満足してもらえないといったトラブルの原因につながることも。
自分の能力で何を・どのレベルまで・何円で・いつまで、それを明確にすることがより良いサービスを提供できるポイントです。
ココナラの収益性
ココナラの収益性はどの程度のものなのでしょうか。
ココナラでは、出品者のスキルレベルをより分かりやすくする為に、独自のランクシステムが導入されています。
そのランクシステムに基づき、初出品では必ずサービス提供料金は500円と決まっています。
しかし、一度サービスを提供するとランク認定され、次回以降から500円、1,000円、2,000円〜10,000円以上といったサービス販売価格を自由に設定できるようになります。
また、出品者がサービスを受け取り、非常に満足した場合はサービス料金とは別に100円〜99,999円を独自に支払うことができる「おひねり」というシステムも存在します。
このおひねりのシステムもあるので、思った以上の収入が得られることも。
次に注目すべき点は、500円の格安出品は一見出品者にとっては少ない利益ですが、購入者にサービスを受ける敷居を下げることに繋がっていることがポイント。
購入者がサービスを受けやすい=買い手が多いという市場が生まれている為、あなたのサービスが世に出るチャンスが多く、デビューしたての売り手側には非常に恵まれた環境なのです。
まずは得意なスキルを活かして仕事をしてみたい、夢を仕事にしたい、しかし自身のそのスキルを何処で活かせば良いのかと活躍の場を探されている方には非常にオススメです。
また、プロフィール欄の自由度も高く、自身のwebサイトを載せることができたりと、フリーで働く方には集客に繋がる一面も。
確かな実力があればココナラのサイト内だけで単価アップ、継続依頼も期待出来るでしょう。
確実な収益を求めるだけでなく、まずは自分のスキル・技術を活かしたい方にオススメではないでしょうか。
ココナラの始め方!
ココナラは無料で会員登録可能です。
メールアドレスでの登録だけでなく、既にお持ちのYahoo!やFacebookのアカウントと連携して登録もでき、始めるにはかなり敷居は低くなっています。
また、サービスの出品は無料となっている為、その点も気軽に始められるポイント。
取引成立時に30%の手数料がココナラに差し引かれます。
売り上げが多くなるほど手数料は安くなるので、数をこなせる方には嬉しいポイントではないでしょうか。
こんな方にオススメ!
- 自分の得意なスキルを活かしたい、それを仕事にしてみたい方
- 気軽に始められる在宅ワークを探している方
- 夢だった分野を仕事にしてチャレンジしたい方
在宅ワークに挑戦してみよう!
以上、初心者にオススメの在宅ワークをご紹介してみましたが、いかがでしょうか?
記述の通り、特別なスキルは必要なく、向上心さえあれば誰でも出来る在宅ワークも増えてきました。
インターネット環境が充実してきた昨今、わざわざ外出せずとも在宅ワークで収入を得られるようになった時代、それを活かさない手はないかと思います。
最初は誰でも初心者、収入も僅かで思うよにいかないかもしれません。
しかし、まずは挑戦してみるのが重要ではないでしょうか?
コロナ禍でまだまだ厳しい時代は続きますが、きっとあなたにぴったりの在宅ワークがあるかと思いますし、この記事がその参考になれば幸いです。
あなたの在宅ワークデビュー、楽しみにしております!
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